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LINEの災害時の使い方は?安否確認、連絡、情報収集に強い?

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LINE 災害

災害発生時に、家で家族と一緒に過ごしているとは限りません。

仕事で会社にいることもあれば、買い物や友人とランチに出かけていることもありますし、子どもなら学校や塾で勉強していることもあります。

家族がバラバラの場所で災害に巻き込まれた場合に課題となるのが、家族の安否確認や連絡手段の確保です。

近年、災害発生時の安否確認や連絡方法として発達してきたのがインターネットで、特に、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の活用が注目されています。

LINEは、FacebookやTwitterと並んで、災害発生時に活躍が期待されるSNSの一つです。

この記事では、LINEの災害時における活用方法について紹介します。

そもそも、災害時にLINEは使えるの?

災害発生時、「携帯電話が極端につながりにくくなったが、スマートフォンによるインターネット利用は比較的問題なかった。」という被災者の声は少なくありません。

理由は、電話とスマートフォンによるインターネットの仕組みの違いです。

携帯電話の仕組み

  1. 携帯電話から電話をかける
  2. 最寄りの無線基地局のアンテナが受信
  3. ケーブルを通って複数の交換機を経由する
  4. 相手の携帯電話の最寄りの無線基地局のアンテナから電話がつながる
  5. 電話がつながっている間は、1つの回線を独占する

通信会社は、日常の通信であれば十分にまかなえるだけの回線数を確保しています。

しかし、災害発生時は、アクセスが急増して回線数を上回ることがある上に、警察や消防の通信の確保を優先する通信規制が行われるため、電話がつながりにくくなります。

スマートフォンによるインターネット利用の仕組み

スマートフォンによるインターネットは、情報を細かく分割して伝送します(パケット通信)。

また、ルートの混雑具合によって、分割された情報が別々のルートで伝送されることもあります。

加えて、ネットワークが張り巡らされているため、回線がパンクして利用できなくなる状況に陥りにくいのです。

引用:防災ノート

災害用統一SSID「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」

それでも、無線基地が停電するなどの被害を受けると、スマートフォンでインターネットが利用できなくなることがあります。

対策としては、00000JAPANという取り組みがあります。

00000JAPANとは、大規模災害が発生した場合に、個人が契約している通信キャリアに関わらず、公衆無線LANを提供する事業者等が、公衆無線LANを無料開放する取り組みのことです。

無料開放する条件は、大規模災害によって「携帯インフラが広範囲に被害を受け、携帯電話やスマートフォンが利用できない状態が長時間継続する恐れがある場合」です。

大規模災害発生から3日間(72時間)以内を目安として公衆無線LANが無料開放され、被災者全員がインターネットを利用して災害に関する情報を収集できるようになります。

引用:防災ノート

以上のことを踏まえると、災害発生時であってもインターネットが使用できる場面は多く、電話よりもLINEを使用して連絡や安否確認ができる可能性の方が高いと考えられます。

ただし、万が一の場合もあるため、この記事で紹介するLINE活用法に加えて、インターネットが利用できない場合の情報収集手段を確保しておくようにしてください。

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災害時の情報収集に役立つ防災グッズやWebサービスは?

災害時のLINE活用法1:ノートに必要な事項を書き込んでおく

LINE ノート

LINEにはノートという機能があります。

ノートには、以下の内容を投稿できるようになっています。

  • 文章(顔文字)
  • 動画
  • 画像
  • 外部サイトのリンク
  • 位置情報(地図と住所)

家族で決めた避難場所の名前や住所をメモしたり、避難経路の地図(画像)や動画、避難場所の位置情報を投稿したりしておけば、災害に巻き込まれた状況下でも、避難に必要な情報がすぐ手に入ります。

また、災害時に確認しておきたい政府や気象庁のホームページなどのリンクを投稿しておくと、災害時に「どこで災害の情報を収集すれば良かったっけ?」と悩まずに済みます。

LINEのノートの使い方

  1. トーク画面を開く
  2. 画面右上のVボタンをプッシュする
  3. ノートボタンをプッシュする
  4. 投稿ボタンをプッシュする
  5. 必要な情報を入力し、右上の投稿ボタンをプッシュする

災害時のLINE活用法2:位置情報を送信する

LINE 位置情報

LINEは、自分が今いる場所の位置情報を送信することができます。

普段は待ち合わせなどで活用されている機能ですが、災害時には自分の場所を知らせるための大切な手段となります。

ただし、この機能を使うには、位置情報サービスをオンにする必要があります。

位置情報サービスをオンにすると、スマートフォンの電池のヘリが早くなります。

被災者からは、「せっかく位置情報を伝えることができたのに、直後にスマートフォンの電池がなくなって合流が遅れた。」という話をお聞きします。

位置情報の送信が済んだら、すぐオフに切り替えるのを忘れないでください。

LINEの位置情報の使い方

  1. トーク画面を開く
  2. 画面左下にある+ボタンをプッシュする
  3. 位置情報ボタンをプッシュする(位置情報サービスがオフになっている場合はオンにする)
  4. 自分がいる場所の地図と住所が表示される
  5. この位置を送信ボタンをクリックすると、位置情報と住所がトーク参加者全員に送信される

災害時のLINE活用法3:ステータスメッセージに安否情報を書き込む

LINE ステータスメッセージ

ステータスメッセージとは、ともだち画面で自分の名前の右側に表示されるメッセージのことです。

災害時、ステータスメッセージに自分の安否やいる場所を書き込むことで、LINEのともだち全員に状況を知らせることができます。

LINEのステータスメッセージの使い方

  1. ともだち画面を開く
  2. 自分の名前をプッシュする
  3. プロフィール設定をプッシュする
  4. ステータスメッセージをプッシュして書き込む
  5. 保存をプッシュする

災害時のLINE活用法4:グループトーク

LINE グループトーク

LINEは、1対1のトークだけでなく、2人以上のグループでトークする機能があります。

普段から、家族、保護者、友人、地域、趣味などのグループを作ってトークしている人もいますが、災害時の連絡網としてグループトークを活用することもできます。

グループトークは、「既読4」というように、自分が投稿したメッセージをグループ内の何人が読んだのか分かるので、おおよその安否状況を推測するのにも役立ちます。

LINEのグループトークの使い方

  1. トーク画面を開く
  2. 右上の鉛筆と紙のボタンをプッシュする
  3. グループトークの参加者を選ぶ
  4. OKボタンをプッシュする

災害時のLINE活用法5:LINE NEWSを友だちに追加する

LINE NEWS

LINE NEWSとは、友達に追加することで日常のニュースが配信される、LINEの公式アカウントです。

普段はテレビのニュースで報道される内容とほぼ変わりませんが、大規模災害が発生した場合は、災害に関する情報が配信されます。

避難中は、災害や被害に関する情報をできるだけ多く収集することが、さらなる被害の防止や生活の安定につながります。

簡単な手順ですぐ追加できるので、もしものために備えて追加しておきましょう。

LINE NEWSを友だちに追加する方法

  1. 設定画面を開く
  2. 友だち追加ボタンをプッシュする
  3. ID/電話番号ボタンをプッシュする
  4. 「@linenews」と入力し、追加ボタンをプッシュする

参考:LINE公式ブログ|災害時に役立つLINEの活用方法