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防災ポーチの作り方と中身!0次の備えはコンパクトな大きさで!

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防災ポーチ 0次の備え 防災グッズ

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通常、防災グッズといえば、自宅や勤務先に備え置く緊急時持ち出し袋や備蓄品をイメージする人が多いものです。

しかし、いつどこで発生するか分からない災害への備えは、自宅や勤務先だけでなく、通勤中やお出かけ中など外出中に被災した場合も想定しておくことが大切です。

防災ポーチは、「防災を持ち歩く」という観点から災害への0次の備えとして準備しておくものです。

この記事では、災害に備える防災セットの種類、防災ポーチの中身と作り方について紹介します。

災害に備える防災セットの種類

防災ノートでは、災害への備えとして、4種類の防災グッズのセットを備えることを推奨しています。

  1. 緊急時用グッズ(防災ポーチ)
  2. 非常用持ち出し袋
  3. 備蓄品(被災後3日間用)
  4. 備蓄品(大規模災害用)

1.緊急時用グッズ(防災ポーチ)

緊急時用グッズ(防災ポーチ)とは、平時から常に持ち歩き、災害発生直後に身の安全を確保しつつ避難行動を開始するために必要な防災グッズをまとめたものです。

被災した場合を想定して最低限の防災グッズを常に持ち歩く「0次の備え」のための防災セットです。

防災ノートの他の記事では「緊急時用グッズ」で統一して記載していますが、この記事では、以下「防災ポーチ」と記載しています。

防災ポーチは、自宅や職場、外出先など場所に関わらず、常に手が届く範囲に備えておくことが大切です。

例えば、家庭内においては、入浴中は防水ケースに入れて浴室内、寝るときは枕元、食事中はテーブルの傍などに備えておきます。

また、職場では机の下、外出時はカバンの中など備え置く場所を決めておき、災害発生時にすぐ取り出せるようにしておきましょう。

2.非常用持ち出し袋

非常用持ち出し袋とは、自宅や職場などに備え置き、災害発生時に持ち出すための防災セットです。

非常用持ち出し袋には、避難時から被災後1日間程度の生活に必要な防災グッズを入れておきます。

1日分の水や非常食、ヘルメット、ハザードマップや周辺地図、スマホの充電器(モバイルバッテリー、乾電池式充電器など)、救急セットなどを、リュックサック(背負うことができる物)などに入れておきます。

「あれもこれも」詰め込みたくなるものですが、一人が持ち出せる量には限界があるため、家族の健康状態、年齢、性別、体力などを考慮して備える防災グッズを厳選し、災害発生時に簡単に取り出せる場所に置いておくことが大切です。

3.備蓄品

備蓄品(被災後3日間用)とは、災害発生から3日間(72時間)の生活に必要な防災グッズを備えておく防災セットです。

3日間というのは、災害発生から行政による支援やライフラインの復旧作業が本格化するまでにかかる一般的な期間であり、この期間を乗り切るための防災セットが備蓄品(被災後3日間用)です。

水や食料、折り畳み式水タンク、下着の替え、日用品、衛生用品、携帯式トイレなどを、持ち運びやすいキャリーケースなどに入れておき、災害発生時に取り出しやすい場所に保管しておきます。

4.備蓄品(大規模災害用)

備蓄品(大規模災害用)とは、大規模災害によって人的・物的に甚大な被害が発生し、行政による支援やライフライン復旧などが時間を要する場合を想定して備えておく防災セットです。

大規模災害が発生すると、3日間を経過しても支援やライフラインの復旧が本格化しないことがあるため、1週間から2,3週間は生活できるだけの備えをしておきたいものです。

備蓄品(大規模災害用)は、備蓄品(被災後3日間用)で備え置く防災グッズを多めに準備しておく他、非常用発電機やカセットコンロなど避難生活が長引いた場合に役立つグッズも準備しておくと安心です。

災害がひと段落した後に持ち出す防災セットであり、持ち出しやすさよりも被害を受けにくい場所に保管しておくことが大切です。

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防災グッズセットの中身一覧!被災者が勧める最低限の備蓄品は?

防災ポーチの中身

防災ノートで推奨している防災ポーチの中身は、以下のとおりです。

防災ノート運営委員会の担当者(阪神淡路大震災の被災者)が、東日本大震災と熊本地震の被災者へのインタビューを踏まえ、最低限必要な防災ポーチの中身をリストアップしています。

したがって、地震対策寄りの防災ポーチとなっているところがあります。

  • 懐中電灯
  • 手袋
  • 折り畳み式スリッパ
  • ホイッスル
  • 救急セット
  • メガネ、常用薬など
  • 携帯用ポーチ

メガネや常用薬など日常生活に欠かせない物は、予備を防災ポーチに入れて持ち歩く習慣をつけておきましょう。

手袋はガレキなどの除去のため、スリッパは靴を脱いだ状態で被災した場合に足元の安全を確保するために必要です。

懐中電灯やホイッスルは、夜間の移動や周囲に存在を知らせるために必要な防災グッズですが、スマホのアプリで代用することができます。

しかし、スマホは災害発生時の情報収集や連絡手段として欠かせないツールであり、懐中電灯などとしても使用する場合は充電器の備えが必須です。

なお、以下のリストは、多くの人が手荷物やカバンの中に入れている物のうち、災害発生時にも役立つ物です。

もし、外出時に持ち歩くカバンなどに入れていない物がある場合、防災の観点からも持ち歩くことを検討してみてください。

  • 携帯食料(カロリーメイトなど)
  • ペットボトル
  • スマホ
  • スマホ充電器(モバイルバッテリーなど)
  • ハンカチ、ポケットティッシュ
  • 生理用品
  • 身分証明書
  • 緊急連絡先
  • 筆記用具

災害発生時にスマホの使用頻度が高くなることが予想される場合は、スマホ充電器が必須です。

スマホ充電器といえばモバイルバッテリーを思い浮かべる人が多いですが、モバイルバッテリーには「あらかじめ充電しておく必要がある上に、自然放電する」というデメリットがあります。

したがって、日常的にモバイルバッテリーを使用しており、充電する習慣がついていれば問題はありませんが、もしもの時用に持ち歩いているだけの場合は、注意が必要です。

防災ポーチの作り方

防災ポーチの作り方に正解はありませんが、作り方のポイントをいくつか紹介します。

自分に合った防災ポーチを作る

他人の防災ポーチの中身を真似しても、あなたに合った防災ポーチになるとは限りません。

健康状態、性別、年齢、暮らしている環境などは一人ひとり異なり、災害発生時に必要になる防災グッズも異なるからです。

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大切なのは、災害に巻き込まれた状況を具体的に想定し、その状況で「自分なら何が必要か」を考えて防災ポーチに入れるグッズを選ぶことです。

この記事で紹介した防災ポーチの中身を参考にしながら、自分に合った防災ポーチを作ってみてください。

100均でも揃うけれど・・・

ネットで「防災ポーチ」と検索すると、関連ワードとして「100均」が出てきます。

また、防災ポーチに関するページを見てみると、防災グッズを100均で揃えることを勧める内容のものが散見されます。

確かに、近年の100均には様々な商品があり、防災グッズの大半を揃えることができます。

しかし、防災ポーチに入れておくのは、災害発生時にあなたの身の安全を守るための防災グッズです。

100均の商品がダメというわけではありませんが、「もしもの時に実際に役立つかどうか」という観点から慎重に選ぶようにしてください。

被災者へのインタビューでは、「日用品や衛生用品は100均でも不満はなかった。」という意見が多かった一方で、「避難中にガレキに少し触れただけで手袋が破れてケガをした。」、「地震で割れて散乱したガラスの上を歩いたら、スリッパ越しに破片が足に刺さった。」など、100均の商品に対する不満も少なくありませんでした。

どこで何を購入するかは個人の判断ですが、災害時の用途と商品の安全性や機能性を十分に検討して購入するようにしてください。

ローリングストック

防災ポーチを作るときに念頭に置いておきたいのが、ローリングストックという考え方です。

ローリングストック法とは、災害発生時に備えて、①普段から食品などを少し多めに購入し、②使った分だけ買い足すことで、③常に一定量の食品などを家庭に備蓄しておくという方法です。

引用:防災ノート

ローリングストックは、日常生活の中で使用する物について、購入と消費を繰り返して常に一定量を備蓄しておくという、備蓄の方法に関する考え方です。

しかし、「防災を持ち歩く」という観点で作る防災ポーチの中身も、日常生活で使用する物がいくつも含まれており、購入と消費を繰り返しながらポーチの中身を一定に保つことができます。

防災ポーチでローリングストックを実践することにより、例えば、モバイルバッテリーの充電忘れに気づく、より良い商品に巡り合ったときにポーチの中身を変えるなどのメリットがあります。

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