冬の災害(地震)の事例と備えは?役に立つ防災グッズは?

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災害発生時の被害を最小限に抑えるには、平時からの備えが大切です。

冬の災害への備えは、「雪」と「寒さ」という他の季節にはない要素を考えておく必要があります。

冬の災害への備えは、具体的には何にどのように備えれば良いのでしょうか。

また、冬の防災用に備えておきたい防災グッズとはどのようなものなのでしょうか。

この記事では、冬に災害(地震)が発生した場合への備えと役に立つ防災グッズについて紹介します。

冬に地震が発生すると被害が大きくなりやすい原因

冬に地震が発生すると、他の季節よりも被害が拡大する傾向があります。

地震の規模や被災地の地形や気候など原因は色々ありますが、中でも「雪」と「寒さ」による被害が目立ちます。

雪と寒さによる被害の事例を見ておきましょう。

雪による被害の事例:家族4人(夫、妻、長女(5歳)、二女(1歳))

  1. 深夜に地震が発生
  2. ライフライン(電気、ガス)が断たれ、暖房器具が使えなくなる
  3. 避難しようとしたが、屋根からの落雪で玄関のドアが開かず屋内に閉じ込められる(毎日、玄関前のみ除雪していた。)
  4. 防災グッズを準備しておらず、服を何枚も重ね着した上に布団をかぶり、家族で身を寄せ合って寒さをしのぎ、買い置きしていたカップ麺と菓子類で空腹をしのぐ
  5. 電話がつながりにくく、TwitterやLINEで助けを求める
  6. 災害発生から約20時間後に救出される(二女が気管支炎で入院する)

寒さによる被害の事例:成人男性

  1. 外出先で夜間に地震が発生
  2. 移動手段がなく、着の身着のまま(スーツ、革靴、コート)で地元の住民と一緒に避難を開始する
  3. 慣れない雪道で思うように移動できず、地元の住民に比べると薄着で体温も下がっていき、次第に頭が朦朧として途中で道端に倒れこむ
  4. 一緒に避難していた地元の住民に担がれて避難所までたどり着き、一命をとりとめる(凍傷等で数日入院する)

冬の地震(災害)への備え

冬の災害(地震)への備えとして押さえておきたいことは、以下のとおりです。

  • 雪への備え
  • 火災への備え
  • 家屋の損壊・倒壊への備え
  • 寒さへの備え

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

冬の災害(地震)への備え1:雪への備え

降雪量が多い地域では、普段からこまめな除雪を心がけておくことが大切です。

除雪をしておくことで、地震発生時の避難路を確保することができます。

上で紹介した事例のように、屋根からの落雪などで玄関が塞がることもあるため、窓や通用口付近も除雪しておくようにしましょう。

また、地震の揺れと雪の重みで家屋が損壊・倒壊するリスクに備え、屋根の雪下ろしもこまめに行っておく必要があります。

転倒などによるケガに十分注意しながら取り組みましょう。

冬の災害(地震)への備え2:火災への備え

冬場は、ストーブなどの暖房器具を使用しており、夏場に比べると災害発生時における火災の危険性が高くなっています。

災害発生時にすかさず火の元を消すことが一番ですが、万が一火災が発生した場合に初期消火に取りかかれるよう、消化器の場所は把握しておきましょう。

また、防災訓練に参加して消火活動を訓練しておくなど、いざという時に迷わず適切な行動がとれるよう日頃から備えておくことも大切です。

また、最近の暖房器具は、地震を検知してガスや灯油の供給が止まる仕様の商品が増えているので、買い替える際はそうした商品を選ぶようにしましょう。

冬の災害(地震)への備え3:家屋の損壊・倒壊への備え

冬に地震が発生した場合、地震の揺れに加え、屋根に積もった雪の重みで家屋が倒壊したり、家屋の一部が損壊したりする危険性もあります。

普段から屋根や外壁、雨どい、窓ガラスなどの損傷をこまめに確認し、損傷している場合はすぐ修理しておきましょう。

築年数が古い木造建築の場合は、耐震補強や立て直しなどを真剣に検討する必要があることも少なくありません。

また、水道管の凍結も要注意です。

長期間家を空ける場合は、元栓から水抜きすることを忘れないでください。

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冬の災害(地震)への備え4:寒さへの備え

地震の発生により、電気、ガス、水道などのライフラインが断絶し、暖房器具が使えなくなってしまう可能性があります。

冬に暖房器具が使えない状況下で長時間過ごすと、寒さによって体力を削られ、冷静な判断力も失ってしまいますし、最悪の場合、命を落とすこともあり得ます。

そのため、防寒対策は徹底しておくことが大切です。

防寒着、ブランケット(毛布)、使い捨てカイロ、非常食など防寒用の防災グッズを非常時持出し袋へ入れておきましょう。

冬の災害(地震)に備える防災グッズ

冬の災害(地震)用に備えておきたい防災グッズは、以下のとおりです。

  • 防寒具
  • ブランケット(毛布)
  • 使い捨てカイロ
  • 非常食

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

冬の災害(地震)に備える防災グッズ1:防寒具

冬の災害の備えで一番重要なのは、寒さ対策です。

防寒下着、スキーウェア(厚手の上着でも代用可能)、手袋、帽子、靴下、マフラーなどは冬の災害の備えとしては必須です。

また、寒さが厳しく、雪が吹き荒れるような地域では、マスクやゴーグルも準備しておきましょう。

暖房器具がないもしくは故障した屋内や避難所で過ごすことを想定し、寝袋などの寝具もそろえておくとなお安心です。

ただし、避難する場合は持ち運びできる荷物に限りがあるため、他の荷物の量を見ながら持ち出すかどうか決めることになります。

冬の災害(地震)に備える防災グッズ2:ブランケット(毛布)

ブランケットは、冬の災害への備えには欠かせない防災グッズです。

身体を覆うことで気温が低い場所でも体温の低下を抑えることができますし、床に敷くことで床から伝わる冷気を防ぐこともできます。

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かさばるのがネックですが、冬場には一人一枚は備えておきたいものです。

エマージェンシーブランケット(防災アルミブランケット)

エマージェンシーブランケット(防災アルミブランケット)とは、非常に薄い素材で作られた防災用のブランケットです。

毛布や布団などが確保できない状況を想定して作られたブランケットで、日本では防災アルミブランケット(ポリエステルフィルムにアルミニウムを蒸着して製造したブランケット)が防災グッズとして販売されています。

マンガ本サイズに折り畳むことができる上に、一般的なブランケットよりも熱を逃がしにくい作りになっており、冬の防災グッズとして注目されています。

冬の災害(地震)に備える防災グッズ3:使い捨てカイロ

使い捨てカイロも、冬の災害への備えには欠かせません。

ガスや電気を必要とせず、数時間にわたって暖をとれるため、暖房器具が故障したり確保できなかったりした場合に重宝します。

また、身体に貼ったりポケットに入れたりして簡単に持ち運べることや、単価が安いことも使い捨てカイロのメリットです。

かさばらないので、非常用持ち出し袋に入るだけ入れておきましょう。

冬の災害(地震)に備える防災グッズ4:非常食

大雪や暴風雪で自宅待機を余儀なくされた場合には、身体が温まる非常食が役に立ちます。

また、避難所へ移動した後も、温かい食事をとることで身も心も少しは落ち着くことができるはずです。

冬場には、スープや煮物など身体が温まる非常食を多めに備蓄し、非常用持ち出し袋にも入れておきましょう。

なお、非常食を加熱するための発熱剤も一緒に備えておくと安心です。

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