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高齢者の防災グッズ!災害に備えるおすすめ防災セット一覧!

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防災グッズ 高齢者 防災セット

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防災グッズは、家族の人数、年齢、男女比、健康状態などを考慮して各家庭で備えることが大切です。

高齢者は、個人差はありますが重い物を持つことができませんし、現役世代とは異なる防災グッズが必要になることもあります。

そのため、高齢の親と同居している場合や、一人で暮らす高齢の親のために防災グッズを揃える場合、災害発生時に高齢者でも無理なく持ち出すことができて、高齢者が避難時に最低限必要な物が入った防災セットを準備しなければなりません。

また、防災グッズを備えるだけが防災対策ではありません。

日頃の備えや避難時の支援方法なども徹底しておくことが大切です。

この記事では、防災グッズの種類、高齢者の防災対策として備えておきたい防災グッズ(防災セット)のリスト一覧について紹介します。

なお、避難の時期や場所、避難誘導の方法については、関連記事で紹介しています。

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防災グッズの種類と、この記事で紹介する防災グッズ(防災セット)について

防災グッズは、以下の4種類を準備して備えておくのが基本です。

  1. 緊急時用グッズ:災害発生後から避難開始までに家庭で使用する防災グッズ(メガネ、スリッパ、手袋など)
  2. 非常用持ち出し袋:避難時に持ち出すための防災グッズ
  3. 備蓄品(被災後3日間用):災害発生から72時間(行政の支援が本格化するまでの期間)の避難生活に必要な防災グッズ
  4. 備蓄品(大規模災害用):大規模災害などで行政の支援が遅れる場合に使用する防災グッズ

引用:防災ノート

この記事で紹介するのは、高齢者用の「1.緊急時用グッズ」と「2.非常用持ち出し袋」です。

緊急時用グッズには、災害発生直後から必要となる補助器具や、傷病の治療などに必要となる物を入れておきます。

非常用持ち出し袋には、避難時に高齢者の命を守るための防災グッズと、災害発生から1日間に必要な防災グッズを準備しておきます。

高齢者用の「3.備蓄品(被災後3日間用)」や「4.備蓄品(大規模災害用)」については、基本的には「2.非常用持ち出し袋」に入れた防災グッズを多めに備えておく以外は一般的な備蓄品と大きな差はありません。

したがって、この記事では割愛します。

なお、備蓄品については関連記事で紹介しているので、関心がある人は読んでください。

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高齢者用の防災グッズ(緊急時用グッズ)リスト一覧

高齢者用の緊急時用グッズに備えておく防災グッズは、以下のとおりです。

  • 懐中電灯(スマホ)
  • 手袋
  • 折り畳み式スリッパ
  • ホイッスル
  • 救急セット
  • 携帯用ポーチ
  • 補助器具:入れ歯、メガネ、老眼鏡、杖、補聴器など
  • 常用の薬
  • お薬手帳
  • 家族の連絡先と住所を書いた紙
  • 携帯用ポーチ

高齢者用の防災グッズ(緊急時用)セットの中身

一般的な防災グッズ(緊急時用グッズ)に、高齢者の状態を踏まえて補助器具などを加えるのが基本です。

補助器具:入れ歯・メガネ・老眼鏡、杖、補聴器など

災害発生時に防災グッズを使用する高齢者の状態に応じて、老眼鏡、杖、入れ歯、常用薬など日常生活に欠かせない物を入れておきます。

お薬手帳

避難生活が長引き、防災グッズに入れておいた常用薬が底をつくと、避難所などの医療チームから処方してもらう必要がありますが、薬の名称や用法用量を正しく説明することは意外と難しいものです。

そのため、お薬手帳を備えておき、医療チームに見てもらうことで、円滑に薬を処方してもらうことができます。

家族の連絡先・住所・避難予定先を書いた紙

認知機能が低下した高齢者は、災害時に自分の置かれた状況を理解できず、不用意に家族の傍を離れたり徘徊したりして迷子になることがあります。

また、被災のショックで一時的に認知機能が低下し、家族とはぐれてパニック状態に陥ったり、冷静な判断ができなくなったりする高齢者もいます。

そのため、緊急時用グッズの中に家族の連絡先・住所・避難予定先を書いた紙を入れておくようにします。

携帯用ポーチの見えるところに入れておくと、支援者などが見つけやすいでしょう。

携帯用ポーチ

緊急時用グッズを入れておく携帯用ポーチは、大きめのウエストポーチやたすき掛けする小型のバッグなど、両手と背中が空くもの(背中には非常用持ち出し袋を背負います。)を準備してください。

高齢者の体調や足腰の状態を考慮し、軽めのものを選びましょう。

高齢者用防災グッズ(緊急時用グッズ)を備える場所

繰り返しになりますが、緊急時用グッズは、メガネや常用薬など日常生活に欠かせない物や、懐中電灯や手袋など災害発生直後から使用する物を入れておく防災セットです。

したがって、外出時には携行し、家の中にいるときも、すぐ取ることができる場所に置いておくのが防災の基本です。

例えば、就寝時は枕元、入浴時は防水ケースに入れて浴槽の蓋の上、外出時はカバンの所定の位置など、普段から置く場所を決めておきます。

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高齢者用の防災グッズ(非常用持ち出し袋)リスト一覧

高齢者用の非常用持ち出し袋に入れておく防災グッズは、以下のとおりです。

  • 水・非常食
  • 歯磨き(入れ歯洗浄剤)
  • ヘルメット
  • 雨具
  • 手袋
  • マスク
  • ヘッドライト
  • ハザードマップ・周辺地図
  • スマホ・モバイルバッテリー・充電器・充電池・携帯ラジオ
  • 救急セット
  • レジ袋(ビニール袋)
  • 下着
  • 携帯式トイレ
  • 身分証明書・貴重品
  • 緊急時用ポーチ(防災グッズ(緊急時用)一式を入れたもの)
  • リュックサック
  • 介護用品(介護おむつなど)
  • 車いす
  • 椅子

高齢者用の防災グッズ(非常時持出し袋)セットの中身

高齢者用の防災グッズ(非常時持出し袋)も、一般的な防災グッズに高齢者が必要な物を加えて準備します。

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ただし、高齢者の健康状態や体力などを踏まえ、できるだけ重量を減らすことを意識して準備しなければなりません。

高齢者が家族と同居している場合、高齢者用の防災グッズの一部を家族の防災セットの中に入れることも検討してください。

水・非常食

噛む力や飲み込む力が低下した高齢者の場合、一般的な非常食を噛んだり飲み込んだりするのが困難なことがあります。

高齢者の状態を踏まえ、硬さや触感が普段の食事に近い非常食を準備しなければなりません。

なお、被災経験のある高齢者からは「パウチタイプの介護職が食べやすく、持ち運びにも便利だった。」という話をよく聞くので、試食してもらって問題がなければ防災グッズに入れておきましょう。

歯磨き(入れ歯洗浄剤)

抵抗力が弱くなった高齢者の場合、口腔ケアを怠ると体調不良に直結しやすいため、歯磨きを準備します。

歯磨きにはブラシタイプの他、歯磨きシート、マウスウォッシュ、噛む歯磨きなど様々なタイプがあるため、高齢者の口に合い、非常時持出し袋に余裕を持って入れられる物を選びます。

家場を使用している場合、入れ歯の洗浄剤も忘れないでください。

介護用品(介護おむつなど)

介護サービスを受けている高齢者の場合、日常生活で使用する介護用品も防災グッズに入れておく必要があります。

例えば、介護オムツ、パンツ・ショーツ、介護用シューズなどを非常用持ち出し袋の容量と相談しながら備えておきます。

被災経験のある要介護状態の高齢者からは「排泄に必要な介護用品が不足して困った。」、「簡易トイレではうまく用を足せず、恥ずかしい思いをした。」などの意見が多いものです。

車いす

自力歩行が困難な高齢者の場合、車いすも防災グッズとして備えておき、災害発生時には持ち出さなくてはなりません。

ただし、車いすを持ち出すタイミングは、避難時の状況によって異なります。

避難準備・高齢者等避難開始が発令された段階(人的被害を生じさせる災害が発生するおそれがある段階)で避難する場合は、家族や近隣住民、支援者などが車いすを運び出す余裕もあるでしょう。

一方で、すでに災害が発生し、一刻も早く非難しないと命の危険があるような状況では、高齢者本人を避難させるのが最優先ですし、家族なども自身の身を守らなくてはなりません。

そのため、車いすを運び出すのは、災害が落ち着いてからになることが多いものです。

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椅子

車いすまでは必要なくても足腰が悪い高齢者の場合、椅子も生活に欠かせない物の一つです。

足腰が悪いと地面に直に座ることが難しいですし、避難所の床に長い時間座ったままでいると冷えて体調を崩すこともあります。

被災経験のある高齢者には「ブロック塀でも歩道と車道の段差でも、とにかく座れる場所を探していた。」、「床に直に座るのが辛くて、常に横になっていた。」などと振り返る人が少なくありません。

小型でも構わないので、折り畳み式の椅子を準備してあげましょう。

車いすと同じく、避難時にすぐ持ち出すことは難しくても、準備しておけば数日のうちには持ち出せることが多いはずです。

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高齢者の災害対策(災害の備え)

高齢者向けの災害対策は、防災グッズの準備だけではありません。

  • 家の中の安全対策
  • 連絡先の確認
  • 避難場所の確認
  • 地域の情報収集
  • 地域住民との交流
  • 地域の防災訓練への参加

いずれも、高齢者の災害への備えとして大切なものなので、無理のない範囲で準備を進めてください。

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