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Skypeの災害時の使い方は?電話より有効?ID登録が必要?

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skype 使い方 災害時

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普段から、災害発生時の連絡手段を考えていますか?

災害発生時に、携帯電話は極端につながりにくくなるので、他の連絡方法を備えておく必要があります。

近年、注目されているのがインターネットの活用です。

中でも、LINEやTwitterといったSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)や、インターネット回線を使って通話できるSkypeは、実際の災害発生時に安否確認や連絡の手段として大きな役割を果たしました。

この記事では、Skypeの災害時の使い方について紹介します。

Skypeとは

Skypeとは、インターネットを利用した無料通話などが可能な、インターネット電話サービスです。

Skypeの主なサービスは、以下のとおりです。

  • Skypeユーザー間:無料通話、ビデオ通話、、複数人の同時通話、テキストチャットなど
  • SkypeOut(有料):Skypeから携帯電話や固定電話へ電話をかけて通話
  • SkypeIn(有料):携帯電話や固定電話からSkypeへ電話をかけて通話

元々は、パソコン上で利用することを想定して開発されましたが、現在はスマートフォン用の公式アプリもリリースされており、災害時の連絡手段としても注目されています。

また、Skypeは世界的に有名なインターネット電話サービスで、国によってはLINEやTwitterよりたくさんの人が利用しています。

そのため、外国人の友人知人に連絡をとりたい時にも役立つものです。

Skypeは災害時に使えるの?

「携帯電話がつながりにくくなるのだから、Skypeも使えなくなるのではないか。」という不安を感じる人がいるかもしれません。

しかし、Skypeは、通話するという機能は携帯電話と同じですが、通話するための仕組みが異なっており、災害発生時でも使用できることが多いものです。

携帯電話の仕組み

  1. 携帯電話から電話をかける
  2. 最寄りの無線基地局のアンテナが受信
  3. ケーブルを通って複数の交換機を経由する
  4. 相手の携帯電話の最寄りの無線基地局のアンテナから電話がつながる
  5. 電話がつながっている間は、1つの回線を独占する

通信会社は、日常の通信であれば十分にまかなえるだけの回線数を確保しています。

しかし、災害発生時は、アクセスが急増して回線数を上回ることがある上に、警察や消防の通信の確保を優先する通信規制が行われるため、電話がつながりにくくなります。

スマートフォンによるインターネット利用の仕組み

スマートフォンによるインターネットは、情報を細かく分割して伝送します(パケット通信)。

また、ルートの混雑具合によって、分割された情報が別々のルートで伝送されることもあります。

加えて、ネットワークが張り巡らされているため、回線がパンクして利用できなくなる状況に陥りにくいのです。

引用:防災ノート

つまり、Skypeは、電話回線ではなくインターネット回線を利用して通話するため、電話に比べると、災害発生時でも回線数のパンクや通信規制の影響を受けにくく、平時に近い利用が可能になっているのです。

災害用統一SSID「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」

ただし、契約している通信キャリア(通信事業者)の通信インフラが災害によって破損すると、インターネットが利用できなくなり、Skypeによる通話も不可能になる場合があります。

実際に、これまでの災害で通信インフラが被害を受けた例は少なくありません。

そんな、通信インフラが被害を受けた場合の救済措置として近年登場したのが、00000JAPANです。

00000JAPANとは、大規模災害が発生した場合に、個人が契約している通信キャリアに関わらず、公衆無線LANを提供する事業者等が、公衆無線LANを無料開放する取り組みのことです。

無料開放する条件は、大規模災害によって「携帯インフラが広範囲に被害を受け、携帯電話やスマートフォンが利用できない状態が長時間継続する恐れがある場合」です。

大規模災害発生から3日間(72時間)以内を目安として公衆無線LANが無料開放され、被災者全員がインターネットを利用して災害に関する情報を収集できるようになります。

引用:防災ノート

00000JAPANは、2016年4月14日に発生した熊本大地震でも活用され、多くの被災者がインターネットを使った連絡や安否確認を行うのに役立ちました。

無料開放の具体的な条件が定められていないため、災害が発生した場合に100%活用できるとは限りませんが、以前に比べると、Skypeをはじめインターネットを使いやすい環境が整備されてきていると言えます。

Skypeの災害時の使い方1:スマートフォンにSkypeアプリを入れておく

Skypeは、パソコンを使ったインターネット電話としてサービスが開始されました。

現在も、本社と支社の間の電話会議や、遠方に滞在中の家族の通話などで活用されており、パソコンを使って通話している人が多いと言われています。

しかし実は、2011年にはスマートフォン用の公式アプリがリリースされています。

災害発生時にパソコンを持ち出すのは難しいので、あらかじめスマートフォンにSkypeのアプリをダウンロードしておく必要があります。

また、LINEやFacebook、Twitterと同じように、アカウントを作成してログインする必要があるので、これも済ませておきましょう。

Skypeの災害時の使い方2:家族や職場、友人を登録しておく

無料版のSkypeは、ユーザー同士でしか通話ができません。

そのため、通話するには、相手もSkypeを利用していて、なおかつ相手を登録しておく必要があります。

アカウントを作成してログインした後は、相手のスカイプ名(ID)、電話番号、メールアドレスで検索し、相手を見つけて連絡先リストに追加します。

すると、相手に友達申請が届き、相手がそれを承認することで、ようやく通話できる環境が整います。

こうした手順を考えると、災害発生時に連絡を取る必要がある人については、あらかじめSkypeを利用しているかどうかを確認し、登録しておくことが大切です。

Skypeの災害時の使い方3:通話

Skypeの最大の特徴は、インターネット回線を利用した通話です。

低速な回線や、ファイアーウォールの内側でも比較的高音質で安定した通話ができますし、スマートフォンのカメラ(ビデオ)を利用することで、相手の顔を見ながら通話することも可能です。

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最近は、LINEやFacebookでも通話が可能になりましたが、画質や音質については、まだまだSkypeには及ばないでしょう。

Skypeの災害時の使い方4:有料版の利用

無料版ではSkypeを利用している人同士でしか通話できませんが、有料版であるSkypeOutやSkypeInを利用することで、Skypeから固定電話や携帯電話に電話を掛けることや、逆のこともできるようになります。

また、有料版のSkypeはプリペイド方式と月定額方式がありますが、東日本大震災や熊本大地震のような大規模災害発生時には、運営側の措置によって、Skypeから電話への通話が数日間無料になることがあります。

ただし、Skypeと電話で通話する場合は電話回線も利用することになるため、携帯電話や固定電話同士ほどではないにしても、Skype同士の通話よりはつながりにくくなります。

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