ネット・SNS・アプリ

Twitterの災害時の使い方は?Twitterアラートとは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
Twitter 災害 活用 lifeline

スポンサーリンク

近年、災害時におけるインターネットやSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の有用性が注目されるようになってきました。

特に、家族が別々の場所で災害に巻き込まれた時の安否確認や連絡の手段としての活用が期待されており、各SNSサービスが災害時の活用法を相次いで発表しています。

Twitterもその一つです。

Twitterは、通常、若い世代を中心に、メールに代わる連絡手段やブログの簡易版として利用されることの多いものですが、災害時に重宝する機能がたくさん備わっています。

この記事では、災害時のTwitterの活用法について紹介します。

そもそも、災害時にTwitterは使えるの?

被災者からは、「災害時、電話はほとんど通じなかったけれど、Twitterが利用できたので家族や友人の安否や避難場所の確認ができた。」という声がたくさん聞こえてきます。

電話がつながりにく状況でもTwitterが使えることが多いのは、両者の情報伝達の仕組みが違うことが関係しています。

携帯電話の仕組み

  1. 携帯電話から電話をかける
  2. 最寄りの無線基地局のアンテナが受信
  3. ケーブルを通って複数の交換機を経由する
  4. 相手の携帯電話の最寄りの無線基地局のアンテナから電話がつながる
  5. 電話がつながっている間は、1つの回線を独占する

通信会社は、日常の通信であれば十分にまかなえるだけの回線数を確保しています。

しかし、災害発生時は、アクセスが急増して回線数を上回ることがある上に、警察や消防の通信の確保を優先する通信規制が行われるため、電話がつながりにくくなります。

スマートフォンによるインターネット利用の仕組み

スマートフォンによるインターネットは、情報を細かく分割して伝送します(パケット通信)。

また、ルートの混雑具合によって、分割された情報が別々のルートで伝送されることもあります。

加えて、ネットワークが張り巡らされているため、回線がパンクして利用できなくなる状況に陥りにくいのです。

引用:防災ノート

災害用統一SSID「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」

それでも、無線基地が停電するなどの被害を受けると、スマートフォンでインターネットが利用できなくなることがあります。

対策としては、00000JAPANという取り組みがあります。

00000JAPANとは、大規模災害が発生した場合に、個人が契約している通信キャリアに関わらず、公衆無線LANを提供する事業者等が、公衆無線LANを無料開放する取り組みのことです。

無料開放する条件は、大規模災害によって「携帯インフラが広範囲に被害を受け、携帯電話やスマートフォンが利用できない状態が長時間継続する恐れがある場合」です。

大規模災害発生から3日間(72時間)以内を目安として公衆無線LANが無料開放され、被災者全員がインターネットを利用して災害に関する情報を収集できるようになります。

引用:防災ノート

インターネットの仕組みや00000JAPANの取り組みを踏まえると、災害時でも、Twitterを利用して安否確認や情報発信・収集を行うことができる可能性はあると言えます。

しかし、災害時は不測の事態が起こりやすいものなので、インターネットが使用できなくなった場合の備えは十分に行っておく必要があります。

関連記事

災害時の情報収集に役立つ防災グッズやWebサービスは?

災害時のTwitter活用法1:災害関連のアカウントを追加しておく

災害時は情報が錯綜し、間違った情報に踊らされて二次被害に遭ったり疲弊したりしやすいため、正しい情報をより早く入手することが被害の拡大を防ぎ、生活を安定させることに直結します。

災害が発生する前から、災害時に確認しておきたいアカウントをフォローしておくと、いざ災害に巻き込まれた時に、正しい情報にいち早く接することができます。

災害発生時に備えてフォローしておきたいのは、以下のアカウントです。

首相官邸(災害・危機管理情報)

政府が行っている災害・危機管理関連の情報を受け取ることができるので、政府の災害支援の方針や状況を知ることができます。

tenki.jp(アラートあり)

tenki.jpは、日本気象協会が運営する、天気予報専門サービスの公式アカウントです。

地震、台風、津波、火山噴火など自然災害や気象に関する情報、各地域の詳細な天気予報、天気解説といった気象情報が発信されています。

tenki.jp地震情報(アラートあり)

tenki.jpの中でも、地震情報を速報形式で発信しているアカウントです。

NHK生活・防災(アラートあり)

NHKの公式アカウントの一つです。

大雨、大雪、暴風(台風)、地震などの自然災害に関する情報や防災情報が発信されています。

各自治体のTwitterアカウント

各自治体は、管轄地域の住民、過去に起きた災害、地形などに応じて、詳細な防災情報を発信するTwitterアカウントを作っています。

住んでいる地域や勤務先のある地域、子どもの学校がある地域などを管轄する自治体のアカウントはフォローしておきましょう。

Twitter Lifeline

Twitter Lifelineとは、災害時のTwitter活用法や、災害時に役立つ情報を配信するアカウントを紹介しているアカウントです。

災害時に役立つアカウントが全国及び地域別にリスト形式でまとめられており、災害発生時に備えてフォローしておきたいアカウントもすぐ見つけることができます。

災害時のTwitter活用法2:Twitterアラートをオンにする

Twitterアラートとは、災害や緊急事態の発生時に特定の公共団体や緊急対策機関が発信するツイートのことで、住民の安全に関する情報や避難指示など、新たに公開された最新情報が含まれています。アラートはタイムラインにハイライト付きで表示され、ツイート通知はモバイル端末で受け取ることができます。

引用:Twitterヘルプセンター

説明文にある災害や緊急事態とは、津波、地震、火山噴火といった自然災害が想定されています。

スポンサーリンク

Twitterアラートのメリット

Twitterアラートのメリットは、以下の3つです。

  • 迅速に緊急情報を発信できる
  • 通常のツイートと区別して表示される
  • 信頼性の高い情報だと判断できる

迅速に緊急情報を発信できる

政府機関や自治体などがWebサイトから緊急情報を発信する場合、①担当者がパソコンから管理画面にログインし、②必要な情報を打ち込んで、③配信するという手順が必要になります。

一方で、Twitterの場合、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットからダイレクトにTwitterにアクセスし、緊急情報を短い文言で迅速に発信することができます。

通常のツイートと区別して表示される

Twitterアラートをオンにしたアカウントからの緊急情報のツイートは、画面全体に大きく表示されます。

また、ツイート内に赤いアイコンを表示し、緊急情報であることもすぐ分かるようになっています。

そのため、タイムライン上に表示される通常のツイートと違って見逃しが少なくなり、緊急情報を迅速かつ確実に受け取ることができます。

信頼性の高い情報だと判断できる

Twitterアラートを使用できるのは、政府機関や各地域の自治体、NHKなど、社会的信頼のある機関や団体のアカウントに限られています。

そのため、重要な情報とそうでない情報が錯綜する災害発生時において、Twitterアラートで発信される情報は信頼性が高いと判断することができます。

また、周囲から入ってくる情報を選別するための基準の一つにもなり、誤った情報やデマに惑わされにくくなります。

Twitterアラートの設定方法

まずは、日常的に使用しているTwitterアカウントにログインしておきます。

1.Twitterアラートを受け取りたい機関のページを開く

2.アラートボタンをプッシュする(「〇〇からのTwitterアラートはオンです」と表示される)

3.Twitterアラートがオンになる

災害時のTwitter活用法3:救助要請をツイートする

Twitterは、救助要請をするのにも活用することができます。

ただし、災害発生時は、悪質なデマや誤情報を含む膨大な情報が飛び交うので、読み手に情報の信頼性を疑われてしまうことがあります。

そのため、読み手に正しい情報であると認識してもらうことが大切になります。

救助要請ツイートのポイント

Twitter Lifelineには、緊急救助を求める場合のツイートのポイントが投稿されています。

ポイントをまとめると、以下のとおりです。

  • 内容が一目で分かる#(ハッシュタグ)をつける(#救助、#緊急救助など)
  • 救助要請の内容を簡潔に記載する
  • 場所や状況が特定できる画像を添付
  • (住所が特定できる場合は)住所を記載する
  • (住所が特定できない場合は)位置情報を添付する
  • 救助が終わったら、救助が終わったことをツイートし、救助要請ツイートを削除する

参考:防災の日:災害時にTwitterをうまく活用するために|Twitter blog

スポンサーリンク