台風

台風に備える!台風の防災グッズセットと対策、災害情報の入手法は?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
台風 防災 被害 災害

スポンサーリンク

 

毎年いくつもの台風が日本に接近または上陸し、大雨、暴風、高潮などによって大きな人的・物的被害をもたらします。

また、停電が発生して不便な生活を強いられることもあります。

そのため、「住んでいる地域に台風が来るかもしれない。」という想定をして台風に備えるとともに、台風発生時の被害を減らすための方法も知っておきたいものです。

この記事では、台風の防災(防災グッズセット、避難場所や避難経路の確認など)と台風発生時の減災(台風発生時の対応)について紹介します。

台風に備える(台風の防災対策)

日本では、「台風が接近または上陸しやすい」地域はありますが、「台風の影響が100%ない」地域はありません。

そのため、「過去に台風被害を受けたことがないから、備える必要はない。」ではなく、「台風が来るかもしれない。」と考えて備えることが大切です。

台風に備えるための防災対策は、以下のとおりです。

  • ハザードマップを入手し、台風発生時のリスクを確認しておく
  • 防災グッズセットの準備
  • 避難場所や避難経路を把握しておく
  • 台風接近時の対応を家族で話し合っておく
  • 家やその周辺を整備しておく
  • 隣人との良好な関係を保っておく
  • 防災アプリをダウンロードしておく

ハザードマップを入手し、台風発生時のリスクを確認しておく

ハザードマップとは、自然災害による被害の範囲や程度を地図上に表したものです。

ハザードマップは、洪水、土砂災害、高潮、津波、火山噴火など災害ごとに作成されており、各地域の災害による危険度が視覚的に分かるようになっています。

引用:防災ノート

ハザードマップは、国土交通省ハザードマップポータルサイトで閲覧できる他、市町村が独自にサイトや刊行物に掲載しています。

台風に備えるために確認しておきたいのは、洪水ハザードマップと土砂災害ハザードマップです。

名称 表記情報
洪水ハザードマップ 豪雨災害発生時に浸水が予想される範囲や浸水深、過去の浸水地域など
土砂災害ハザードマップ 土砂災害発生時に被害のおそれがある地域など

事前に住宅、職場、子どもの学校などがある地域のハザードマップを見て、台風発生時のリスクを確認しておきましょう。

確認後は防災グッズセットに入れて保管しておきます。

防災グッズセットの準備

防災グッズは、原則として以下の4種類を準備しておきます。

  1. 緊急時用グッズ
  2. 非常用持ち出し袋
  3. 備蓄品(被災後3日間用)
  4. 備蓄品(大規模災害用)

ただし、全てを一度にそろえるのはお金も時間もかかるため、まずは緊急時用グッズと非常用持ち出し袋を準備してください。

市販の防災グッズセットを購入する方法もありますが、家庭によっては不要なグッズが入っていたり、必要なグッズが入っていなかったりする可能性があります。

購入する場合は必ず中身を確認し、家族構成(乳幼児・高齢者・障害者の有無、女性の人数、家族の年齢など)を考慮して必要なグッズを加えたり不要なグッズを取り除いたりしましょう。

緊急時用グッズの中身

緊急時用グッズとは、災害発生時にまず必要になる最低限のグッズです。

  • 懐中電灯(スマホ)
  • 手袋
  • 折り畳み式スリッパ
  • ホイッスル
  • 救急セット
  • メガネ、常用薬など
  • 携帯用ポーチ

ひとまとめにしてポーチなどに入れ、すぐ取り出せる場所に置いておきましょう。

非常用持ち出し袋の中身

非常用持ち出し袋とは、避難指示や避難勧告を受けて避難する場合に持ち出す袋です。

避難時や避難先での安全確保と、最低限度の生活の維持に必要な物を入れておきます。

  • 水・非常食
  • ヘルメット
  • 雨具
  • 手袋
  • マスク
  • ヘッドライト
  • ハザードマップ・周辺地図
  • スマホ・モバイルバッテリー・充電器・充電池・携帯ラジオ
  • 救急セット
  • レジ袋(ビニール袋)
  • 下着
  • 携帯式トイレ
  • 身分証明書、緊急連絡先、貴重品
  • 緊急時用ポーチ
  • リュックサック

関連記事

防災グッズセットの中身一覧!被災者が勧める最低限の備蓄品は?

台風用の防災グッズ

台風への備えとしては、一般的な防災グッズに加えて雨具と土のうも準備しておきたいものです。

台風対策グッズ:雨具

台風は豪雨(大雨)を伴うため、防雨対策は必須です。

  • レインコート
  • レインシューズ(レインブーツ)
  • タオル
  • 防水ケース

台風接近時は暴風が吹き荒れるため、折り畳み傘は役に立たず、風で飛ばされたり壊れたりするリスクもあるため、レインコートを準備しておきましょう。

頭をすっぽり覆うフード付きのレインコートだと大雨でも濡れる量が少なくて済みます。

また、貴重品を入れるための防水ケースも持っておくと安心です。

台風対策グッズ:土のうと止水板

大雨による住宅浸水を防止する目的で、自宅に土のう(どのう)を備えておきましょう。

最近は、保管が簡単で再利用もできる吸水ポリマー性の吸水土のう袋が人気を集めています。

また、災害時に使用できる土のうが置いてある場所(土のうステーション)が近くに設置されている場合、台風接近に合わせて土のうを持ち帰っておく方法もあります。

なお、台風発生時に土のうが手元にない場合は、、「水のう」で代用することも可能です。

  1. ゴミ袋を2枚重ねにする(破れないようにするため)
  2. ゴミ袋の中に水を入れる
  3. 空気を押し出してゴミ袋の口を縛る

以上の3ステップで簡単に作れるため、試してみてください。

関連記事

豪雨災害対策!集中豪雨の被害を抑える豪雨対策グッズと避難時期!

避難場所や避難経路を確保しておく

台風の接近により住んでいる地域に大雨や暴風の影響が出るようになると、不安や心配で平常心を失ってしまうことがあります。

事前に避難場所や避難経路を確保しておくことで、「台風が来ても、いざとなれば避難すれば大丈夫。」と思えますし、緊急時にスムースに避難することができます。

台風の影響によって想定していた避難場所や避難経路が使えなくなることを想定し、第3候補くらいまで決めておくと安心です。

台風接近時の対応を家族で話し合っておく

台風接近時、家族が一緒にいられるとは限りません。

スポンサーリンク

家族がバラバラの場所にいる状況で台風が接近した場合の対応について、あらかじめ家族で話し合っておくことが大切です。

  • 身の安全を確保する方法
  • 家族と連絡をとる方法
  • 家族と合流する方法

特に、連絡方法と合流方法については、必ず話し合っておきましょう。

避難場所と避難経路については、家族で実際に見て歩いておくと、いざというときに適切に避難行動を取りやすいものです。

関連記事

家族で防災!安否確認と連絡方法、避難場所と経路を決めておく!

 

家やその周辺を整備しておく

台風接近時は、強風により飛来した物が当たってガラスが割れることがあるため、窓ガラスには飛散防止フィルムを貼っておきましょう。

また、外壁や屋根が傷んでいると強風で飛ばされる危険がありますし、側溝や排水溝が詰まっていると冠水や床上浸水のリスクが高くなります。

台風がもたらす被害を最小限に抑えるためには、家の周辺の整備を行っておくことも大切です。

隣人との良好な関係を保っておく

災害発生時、一人でできることは少なく、周囲の人と手を取り合って助け合うことが大切です。

特に、近くに住む人と良好な関係を維持することは重要です。

例えば、避難を手伝ってもらえたり、非難が遅れたときに安否を気遣ってもらえたりすることがあります。

防災アプリをダウンロードしておく

防災アプリとは、防災気象情報や避難情報などの災害関連情報を収集するなどの機能を持ったアプリです。

NHKやYahoo!などが無料防災アプリをリリースしており、たくさんの種類があります。

災害発生時の情報収集に欠かせないものなので、事前にいくつかダウンロードしてみて自分に合ったアプリを選び、使いこなせるようにしておくと安心です。

関連記事

無料防災アプリのおすすめ5つ!Yahoo!やNHKアプリは便利?

台風の接近が予想される段階の防災

台風の接近することが予想される場合の対応は、以下のとおりです。

  • 最新の台風情報をこまめに確認する
  • 家やその周辺の状態を確認する
  • 防災グッズセットを手元に置いておく

最新の台風情報をこまめに確認する

台風接近時には、防災気象情報や避難情報などが発令され、テレビやラジオのニュースで報じられたり、防災無線が流れたりします。

こまめに確認し、内容を踏まえてその後の行動を判断してください。

なお、防災アプリの中には、ダウンロードして地域設定などをしておくと、地域の防災関連情報が自動で入ってくるアプリもあります。

台風接近時に発表される防災気象情報

気象庁は、発生が予想される災害の危険度に応じて3段階の防災気象情報を発表します。

気象注意報 雨、風、雪などの現象が原因で、災害が起こるおそれがある時に発表
気象警報 雨、風、雪などの現象が原因で、「重大な」災害が起こるおそれがある時に発表
特別警報 雨、風、雪、地震、火山噴火、津波などの現象が原因で、重大な災害が起こるおそれが著しく大きい時に、最大限の警戒を呼び掛けるために発表

台風接近時に発表されやすい防災気象情報は、以下のとおりです。

気象注意報 大雨、洪水、強風、波浪、高潮、雷
気象警報 大雨(土砂災害、浸水害)、洪水、暴風、波浪、高潮
特別警報 大雨(土砂災害、浸水害)、暴風、波浪、高潮

 

避難情報

自治体は、気象庁の防災気象情報を踏まえ、災害による被害が生じるおそれが高い地域の住民に対して、避難情報を発令します。

人的被害が発生する危険度に応じて、3段階の避難情報があります。

避難準備・高齢者等避難開始 人的被害が生じる災害が発生するおそれがある場合
避難勧告 人的・物的被害が生じる災害が発生するおそれが高い場合
避難指示 人的・物的被害が生じる災害の危険が間近に迫っている場合

避難準備・高齢者等避難開始は、高齢者、乳幼児と一緒に避難する人、障害者などに避難開始を促し、それ以外の人には避難準備を促す避難情報です。

高齢者などは早急に非難を開始し、それ以外の人も「避難準備だからまだ安心だ。」と考えず、いつでも避難できるように準備してください。

土砂災害警戒情報

土砂災害警戒情報とは、自治体と気象庁が共同で、気象警報発表後にさらに土砂災害発生の危険度が高まった場合に発表する情報です。

山間部やがけの近くなどに住んでいる人は、特に注意しておく必要があります。

家やその周辺の状態を確認する

平時から家やその周辺の状態を確認して補習などを行っておくことが大切ですが、台風接近が予想される場合は、今一度、念のために確認しておきましょう。

家の屋根や壁は傷んでいないか、側溝や排水溝は詰まっていないか、庭木や電柱など倒れる恐れのある物がないかなど、家やその周辺の状態を細かく確認し、無理のない範囲で掃除などを行ってください。

防災グッズセットを手元に置いておく

いつ台風が来ても慌てず、必要に応じて自宅待機や避難ができるよう、防災グッズセットを手元に出しておきましょう。

特に、災害備蓄品は、購入してすぐ押し入れなどにしまい込み、いざ使おうと思ったらしまった場所が分からなくなっていたり、消費期限が切れていたりしがちなので、注意してください。

早めに備蓄品の状態や量を確認し、必要に応じて購入しておきます。

ただし、あくまで安全が第一なので、夫婦が強まっている場合は無理をしないでください。

台風が接近中の防災

台風が接近中の対応は、以下のとおりです。

  • 外出を控える
  • 移動を控え、安全な場所に待機する(外出時)
  • 住宅の浸水対策
  • 避難は複数人で行う
  • 持ち物は最小限にとどめる

外出を控える

台風接近中は、不要不急の外出は控えてください。

台風は、大雨、暴風・強風、土砂災害、河川氾濫、内水氾濫、高潮など様々な災害を引き起こして大きな被害をもたらします。

可能な限り外出を控え、台風が通過するのを自宅で見守りましょう。

ただし、避難指示や避難勧告が発令された場合は、それに従って適切に行動してください。

移動を控え、安全な場所に待機する(外出時)

外出先で台風が接近してきた場合、安全な場所を選んで待機し、できるだけ移動は控えてください。

住宅の浸水対策

台風に伴う大雨で住宅が浸水するのを防ぐため、土のうを使って浸水対策を講じます。

玄関や勝手口に土のうを並べるとともに、逆流による浸水を防ぐ目的で排水溝などの上にも土のうを置きます。

避難は複数人で行う

一人で避難するといざという時の対応が難しいことが多いので、家族や隣人など複数人で避難するようにしましょう。

周りに知っている人がいない場合は、非難する他人に声をかけ、助け合いながら一緒に避難してください。

持ち物は最小限にとどめる

避難時に持ち出す物は、原則として非常用持ち出し袋だけです。

袋の中身はできるだけ少なくして、身軽に動けるようにしておくことが大切です。

また、避難時には、ガレキを手でどけたり、障害物をよじ登ったりすることがあるため、両手が使えるようにしておきましょう。

【参考】

スポンサーリンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る